当事者運動を応援してきて

 臨床としては、精神科病院や精神保健福祉センターの経験が長い奥村です。

 札幌すみれ会の応援やヨベルの創設をはじめ、あちこちの精神障害者自助グループを陰ながら支援させていただきました。懐かしい話になりますが、平成の頃は北海道精神障害回復者クラブ総会といえば、毎年のように懇親会で当事者と一緒にバンド演奏をさせてもらったりしていました。

 今年、知的障害の方々の全国的な活動、ピープルファースト分科会では「健康〜ロコモ体操」というテーマで講師をさせていただき、たくさんの笑顔と触れて、みんなの高齢化問題ということを、今まで以上に強く意識しました。

 高齢化すると・・・身体も衰えるけど、今まで以上に「寂しさ」が募りやすくなります。障害がある、ないに関わらずのテーマではあるのだけれど、障害を持った彼らには甘えたり、ときにはやつあたりしたり、愛をあげたりもらったりする家族がいるだろうか、と思いました。実際のところ・・・少ないようです。

 僕が、家族の代わりにはなれないけれど、寂しくないような毎日が過ごせるよう、なにかしらこれからもできることを、お互い様の意識でやっていこうと思います。